有機栽培製品のデモンストレーションを実施
インドのライフサイエンス企業、Exome Life Sciences社の取締役とスタッフ、マレーシアの協同組合取締役が2023年4月12日から15日までインドネシアに来訪し、その有機栽培製品のデモンストレーションを西ジャワ州チアンジュールで行った。同社の製品は土地の浄化、病害虫防除、成長促進に大きな効果があり、全て生分解性の有機認証を得た環境に優しい製品だ。世界的な肥料不足、価格の高騰が続く中、その効果が期待される。 製品デモンストレーションを行うEXOME社のスレシュ氏(中)とマレーシアの協同組合取締役のスライラジャ氏(右) チアンジュールの有機農園にて散布(2023年4月13日) ビナデサ社(本社ジャカルタ 代表西村昭)は2012年以来、肥料や農薬を使わない自然栽培で野菜を栽培し、自社店舗、スーパー、レストラン、ホテル、オンラインショップで販売してきた。 自然栽培とは、自然素材によって土壌菌を活性化して作物に必要な栄養素をつくりだすという日本発祥の農法である。キノコを栽培した後の廃菌床(おが屑)を畑の土と混ぜたり、森の落ち葉から微生物を採種して発酵させ散布するなど、様々な方法がある。 キノコを栽培したログ(おが屑を詰めたバッグ) 自然栽培で育てたミニトマト 昨年にはボゴール農科大学の学生を受け入れて自然栽培についての実地研修も開始し、学生たちと自然栽培手引書を編集した。 自然栽培の手引書 実地研修中のボゴール農科大学生(2022年3月) 西村は80年代から交流を続けてきたマレーシアの協同組合NLFCSと、昨年から事業提携について協議を行ってきた。そうした中でExome社の製品を紹介され、今回のデモンストレーションが実現した。 病害虫予防剤 SECURE 土地浄化剤SUPERSOIL 成長補助剤TETRA POWER インドネシアでこれまでに販売されてきた有機栽培肥料は、成長を促進するためのもので、土地の浄化や病害虫の予防には効果がない。また有機肥料を使い続けると、土地が固くなり、根や根菜の成長の妨げる。これは有機栽培農家の悩みの種である。 EXOME社の土地浄化剤SUPERSOILは、土壌に残留する化学肥料、収穫後に残った作物残滓を微生物の力で分解し、すべての化学的汚染物質を除去する。 また、病害虫予防剤SECUREは、植物に保護能力を付与する植物抽出...